本年度福岡県高校入試の平均点が判明

今年3月の入試の正解率が発表されました。

 

 

 

全体の平均点は、昨年より約3点下がって、
161.3点。
試験日に報じられた県教委の予想が平均点165点、
大手塾の予想が157点で、いずれも4点以内の誤差で、
私の勘の155点前後よりは、確度は高かったようです。

しかし
記述式の問題の採点で
偏差値67の高校と45の高校で、
本当に同じ基準での採点が出来ているのでしょうか。

私は違う採点基準になっていると思いますね。

平成20年度からの平均点をグラフ化すると、

 

 

 

 

 

 

 

「ゆとり教育」見直し政策以降、
どんどん難しくなってきていることが、お判りでしょう。
27年の反動は、数学と理科で基本問題が増えたことが主な原因です。
それ以降、じわじわと下がっています。

さて、今年の難化の特徴は、一番が国語でした。
それは、次回に。

参照 本年度版「合格をめざして」(塾生限定)から

 

英語が厳しくなる

これから英語教育が、とんでないことになります。

現中学生は別として、
これをよまれているあなたは、
英語の勉強はラクにやれてましたか。
と言いますのは、こんなことです。

「ゆとり教育」以前、文部省が指導要領で、
中学生たちに示した単語の数は、610語でした。

それが1990年代のゆとり全盛期には490語になり、
その数年後に507語になりました。

それでも、多くの人が英語には苦労したのではないでしょうか。

現在は、どうなっているかと言いますと、
なんと1200語なんですね。

今の中学生たち、ちょっと、かわいそうだと思いませんか。

ところが、ギッチョン
2020年度からの次期指導要領では、
もっとすごいんですね。

小学校5,6年で、600~700語、
さらに中学校で、プラス1600~1800
中学卒業までに、2200~2500語マスターさせる、
というんです。

とても正気の沙汰とは思えません。
ホントに生徒たちを指導したことあるんでしょうか。

現在、3000語程度知っていれば、
医学部を除くたいていの国立大学なら勝負できるといいます。

これからの子どもたちは、
どうなるんでしょうかね。

ともかく、しっかりサポートする必要があると思っています。

台風一過

昨日は、台風の影響を考えて休校にしました。

定期保護者面談に入っていますが、
せっかく時間設定していただいた保護者の皆様には
やむを得ず、日延べをお願いしました。

職員たちとは、台風接近の4時半まで
夏の準備すしました。

概ね、大したことはなかったですが、
夕方から夜は、それなりの風が吹いていましたね。
この間、台風休校は、空振りが多かったのですが、
今回は、正解でした。

さて、
問題練習を指示すると、すぐやり始める子と
グズグズして、なかなか手が動かない子がいます。
さすがに、拒否する者はいませんが、、、。

そんな時にいう言葉、

「はい」という素直な心が
君をどこまでも伸ばします。

「やりたくない」という怠け心で、
君の可能性は縮まります。

どちらを選ぶかは、
きみが決めなさい。

勉強は毎日の継続

6月通信編集後記から

西日本新聞に大手塾の館長さんに話を聞くコラムが毎週1回掲載されています。
その中で合宿について述べられていましたが、
その費用の額にびっくりしました。

小5・6生は10万以下、他は20万以下とか。

出来るだけリーズナブルな費用で成績をあげたいと
考えている私たちには想像を絶するような話です。

しかし受験の場自体は同じ土俵。
大手塾の生徒たちに対しても負けない方法を考えなければなりません。

攻略のポイントは、勉強は繰り返して身についていくものだということ。
短期間に詰めて成果が出るのは、チームスポーツの連係プレーなどです。
そのアスリートたちも毎日の厳しい練習をやってるからこそ
最後の合宿が意味を持ちます。

多くの生徒たちに最も必要なのは毎日の練習(=家庭学習)です。
これが基本。それが確立できれば、
大手塾の生徒たちに負けることは絶対ないのです。

もう一つの塾長ブログもどうぞ

 

 

期末試験終了

ようやく全中学校とも期末試験が終わりました。
やれやれですが、
結果はどうだったでしょうか?

で、期末試験が終わったら、
やることがありますよね。

はい、そうです。
それは、テストのやり直しですね。

試験と言うのは、自分が正解を書いたつもりでも、
バツされたり、原点されたりするものです。

また、完全に理解して覚えていたつもりが、
試験の場では、思い出せなかったり、
なんてこともあるでしょう。

返ってきた答案を見て、
自分がどんな間違いをしているのか
客観的に(違う自分になったつもりで)
見てみることが大切です。

実は、答案は、成績向上のためのヒントがたくさんつまった
あなただけの「宝箱」なんですね。

それをスル―してしまう人がなんと多いことでしょう。
もったいない話です。

成長できない人は、
「経験」から学びません。

せっかく貴重な経験をしているのです。
それを分析して次に生かすことを考えましょう。

反省となると、ついついダメな自分が意識されて
ネガティブになってしまいますが、
「ふりかえり」は、自分をポジティブにするためのスキルです。
活用することで、よりよい自分に高めていくことができます。

みんながポジティブに行動できるように
育アカの教室では、
特別の「ふりかえりシート」を用いて
自分の行動を、ふりかえり、
失敗を次へ生かすことを考えさせるようにしています。

「スマホ脳」の衝撃

 

 

西日本新聞に、九大の横田晋務准教授が、
「『スマホ脳』は、想像以上に深刻です」
との警告の記事を載せています。

横田先生は前任地の東北大学で2010年から実施された、
約7万人の小中学生のスマホやLINEなどの通信アプリの使用時間と
学力との関係を調べた結果を紹介しています。
その結果について、横田先生は、
「そこから見えた事実は想像以上で、
私たちもショックを受けました。」とおっしゃってます。

見やすいように、記事を基に根グラフを書きなおしてみました。

グラフは、横軸が1日にスマホをやる時間、
縦軸が、数学・算数の問題の正解率
折れ線の青が、1日2時間以上勉強する子、
緑は30分~2時間勉強する子
赤は、家庭学習が30分未満の子です。

まず言えることは、
家庭学習の時間にかかわらず、
スマホをやる時間が長ければ長いほど
成績が悪くなるということです。

また、家での勉強時間が長いほど成績が良いということも言えます。
この辺りは、予測ができることです。

ところが、
「通信アプリを平日4時間以上使用している子どもは、
家で2時間以上勉強しても、数学・算数の正解率が約50%、
一方、家の勉強時間が30分未満でも、
通信アプリを使っていない子供の正解率は約60%、
なんと勉強時間が長い子どもが、
あまり勉強していない子に負けているのです。
ほかの教科でも同様の結果でした。」

スマホは便利な機械ですが、
子どもたちへの与え方には充分な注意が必要
ということでしょう。

頭がいいのに、上級生になるほど成績が落ちるのはなぜか

 

中学生のK君が、「塾長この本知ってますか、家にあったから」と持ってきた。
岩波ジュニア新書。筆者は東大の教育学者、市川伸一先生
最初のコラムが、面白そうだったので、一日借りて読んでみました。
そのコラムの内容が以下です。

頭がいいのに、上級生になるほど成績が落ちるのはなぜか。

そんな例として、小学校のときに非常に成績がよかった友人のY君が、
中学以降成績が伸びなかった理由として、市川さんは次のように推察しています。

「Y君は、非常に頭のいい人だったと思う」が、
「このような機転のきく生徒は、
小学校ではあまり苦労しなくても勉強が出来るものである。

つまり、小学校のうちは、頭が良ければ、
頭だけで考えて解ける問題がほとんどなのである。
ところが、中学校、高校と進むにつれて、そうはいかなくなる。」

「難しい問題に出会ったとき、
自分の力で試行錯誤しながらといてみるというよりは、
教師の説明するきれいな解き方を写して
納得しているだけのように見えた。

「要するに、マメに手を動かしながら考えるということができなかった(しなかった)のだ。
これでは、いずれ限界が来てしまう。
勉強と言うものは、『知能』だけでもないし、
『努力』だけでもない。

学習や思考のスキル的なものが大きいことを、あらためて感じてしまう。

本を貸してくれたK君も、頭がいい生徒なので、
Y君にならないように気をつける必要があります。

塾生たち全員に、
「マメに手を動かしながら考える」勉強法
(= 真のアクティブラーニング)
しっかり身につけて欲しいと思っています。

期末対策勉強

福岡市東区近辺の中学校では、もうすぐ期末試験
早いところは、13日から期末試験です。
今月はじめから育アカの各教室では試験対策勉強が始まっています。

育アカも、昔、集団の授業をやっていた頃は、
学校ごとに試験範囲が少しずつ違うので、
ぴったりの試験対策をすることが出来ませんでした。
そのためメインの中学校以外の塾生の中には、
塾を休んで家で勉強する、といった人もいました。

今では、中学校ごとの試験対策をやるのが育アカの特徴となり、
塾生たちは、授業のない日も塾で勉強するようになりました。
やる気を伸ばすのが私たちの使命です。

でも、学校は、生徒の勉強のことは
あまり考えていないみたいです。

育アカの教室では、昨日と今日、休日返上の試験勉強会を行っていますが、
直前になって、とある中学校の塾生達が、
部活で試合があるので、塾の勉強会に出られませんと言ってきました。

水曜日から期末試験だというのに、、、。

彼等のスケジュールを見ますと、
昨日の土曜日には、午前中は土曜授業で、昼からは部活。
今日の日曜日は、部活の試合、
月曜日は、学校あげてのイベントがあり、
火曜日・水曜日は、さすがに部活はなくて、
木曜日・金曜と試験。

期末試験の勉強はいつできるのでしょうか。
これで、いい点が取れたら天才でしょう。

教師は、何を考えているのか、
一生懸命、生徒たちが勉強できない環境を作っているの?
と言いたくなります。

確かに部活で得るところは多いと思いますが、
学生の本分は勉学。

部活を続けて将来プロとして生きていける人は
ほとんどいないことも知っておくべきでしょう。

こんな愚痴を言ってもしかたがありません。
ともかく、
育アカは塾生たちのやる気を伸ばすために
最大限がんばっていきます。

明日のために、今を大切に。

東大は英語の民間試験使わないって

東大は英語の民間試験使わないって
ウェイト弱まる英語の民間試験

大学入試で、これまで実施されてきたセンター試験を廃止して、
新しい制度
になるという動き、
高校入試や小中学校の授業にも大きく影響する問題です
から、
実際のところ、どうなるのか、いろいろ案じてきましたが、
少し見え
てきました。

順を追ってこの間の動きを並べると、
①文科省が英語は民間試験を使う意向を表明。
→いつどこで決まったの反発の声

ここから大学側の反応
②国立大学協会が、配点の割合を1割弱にすると発表
現在の200点満点の例でいえば、20点を民間試験の配点にし、
合計220満点とするとか。

さらに、
③東大が英語の民間試験は使わないと表明

去年塾の日シンポジウムの記念講演をお願いした、
東大医学部の宮園教授は、気さくな方で
打ち合わせのときに、
こちらの要望をほとんど全部受け入れてくれましたが、
入試改革の内容は、まだお話しできませんと話されていました。

いろいろ差支えがあるのだろうとは思いましたが、
こういうこともあったかと、今、合点がいきました。

仮に民間試験が英検だったとして、
費用を計算してみますと、
準2級5,200円
2級5,800円
準1級6,900円
1級8,400円
合計26,300円かかります。

他にそれぞれの対策教材費が必要ですよね。
一番簡便な旺文社の対策問題集CD付を
揃えたとして全部で6,750円

全級を一発合格しても、必要経費が最低33,050円
(交通費ふくまず)

不合格になったら1点を競う入学試験で20点は大きいので、
もう一度受けて合格しようと思うでしょうね。
結局、5万ぐらい必要でしょう。

これでは、万人に開かれた門であるべき
国公立大学の入試として適切とは言えないと思いますね。

さらに問題なのは、
他の教科の勉強もしないといけません。
それだけ英検対策に時間をかけられないでしょうに。

だから、小中学校のうちに、
きちんと基礎学力をつけておくべきなのです。

こちらもよろしく
意味が分かれば、入試問題も面白い

 

今年の入試は、ヤスムズ

昨日は、福岡県の県立高校の入試 
ちょっと寒かったですが、良い天気で入試日和でした。
午前中に、生徒たちが充分に自分の力を発揮してくれるように
近所の香椎宮にお参りしてきました。

香椎宮は近年、正月は長蛇の列の大賑わいで、
気の短い私なんぞは、とても本殿に行きつくまで
待っておれませんでしたが 、
こんな日は、参拝客は数名。
他に、咲き始めた梅の写真を撮っている人、
近所の散歩の人ぐらいで、
神様も、暇そうでネライ時です。

福岡県の入試は、入試改革ということで
今年から、全教科とも試験時間が5分延長され、
リスニングの配点も増えましたので、
どれぐらい難しくなるか心配していました。

しかし問題を見てみると、
難易度はそう変わっていません。
では安心か、というと、そうともいえないんですね。

テレビにもよく出てくる変わった絵描きの蛭子さんっているでしょ。
あの人の絵が、一見下手そうで、味わいがある
いわゆる「ヘタウマ」と評されています。

その手の表現を借りると、今年の入試問題は
「ヤスムズ」
一見やさしそうだけど、点が取れない。

なぜ点がとれないかと言いますと、
問題をよく読んで、内容を理解する読解力と
解き方や理由を説明する論理力・表現力が
必要とされるからです。

そんなわけで、ボーダーは各校とも下がる、
というのが私のヨミです。

詳しい分析は、これからじっくりやりますが、
読解力・思考力・判断力の養成が
より重要になってきたということは確かでしょう。

このような力は、一朝一夕にはつきません。
やはり、「ローマは一日でならず」
時間をかけて培っていくしかないと思います。

受験生諸君、お疲れ様でした。
大学受験と違って高校受験には来年はないのですから、
自己採点ややり直しをする必要はありません。
(どうしてもやりたい人は、やっても構いませんが)

記号問題なら点数を確定出ますが、
説明の記述は、自分で正解を書いたつもりでも、
どこで減点されるかわかりませんから、
ハッキリした得点を出すことは不可能なんです。
そんなんで一喜一憂しても始まらんでしょう。

結果は天に任せて、
合格発表までは、今までできなかったことをやる。

結果が出たら、
勝っても有頂天にならず、
(これが人生のゴールではない。)
負けても、落ち込まず、
(これで自分の価値が決まったわけではない。)
新たな目標と決意で、高校の宿題と予習をやる。

常に前向きであれ!
がんばれ!