基礎学力をなめるんじゃない。

先日、今年の学習塾協会の支部総会がありました。
今年は、10月の全国大会が我々の番。
東大医学部の前園教授(がん研究の第一人者、医学部部長)の
講演会を予定しています。

そのため今回は、去年のように大がかりな講演会はひかえ、
私学の先生方や業者の方々との懇親会だけという次第になりました。

懇親会などで、いつも思うのは、交流が忙しくて
会費の1/3分も、ご馳走を食べれないといこと。

飲むのは飲んでいるのでいいのでしょうが。
いつも、ちょっと損した気分になります。
さりとて、若者ならまだしも
ガツガツ食うのもみっともないので
これで良しとしましょう。

さて、会場で、いろんに話をさせていただいた中で、
とある私学の校長先生に、
大学入試改革=高大接続についておうかがいしました。
先生は、英語教育の取り組みについて熱く語っていただきましたが、
中でも印象深かったのは、
「なんだかんだ言っても、結局、基礎学力が大事ですよ。」
という一言ででした。

私も同感です。
文科省や教育委員会は、
「学んだことを活用して」
なんてこと言ってますが、
多くの生徒たちは、「活用」させる内容を
持っていないのが実態です。

導入レベル、基礎レベルは無論のこと、
高度な目標をめざす者にとっても
基礎の繰り返し練習は必要です。

例えば、とある中高一貫の進学校では、
単語や漢字、古語の習得について
「気合の千回書き」なんてことをやってました。
(同じ単語を千回書くわけではありません)
単なる精神論のように思えますが、、
生徒たちがゲーム感覚でやっているのは、面白いと思いました。

今風に、
タブレットで、指でさーっと動かすだけではだめです。
基礎力はつきません。

先日テレビを見ていたら
作家の宮本輝氏が、手に障害が出たので、
パソコンで原稿を書くようになったら、
漢字が書けなくなったと言ってました。
冗談で、
「宮本って、どうかくんだっけと悩むんですよ。」とか

一度習得した人間でもこうですから、
今から学んでいく子供たちには、
やっぱり、ノートに手で書かせることが大切です。

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