勉強は毎日の継続

6月通信編集後記から

西日本新聞に大手塾の館長さんに話を聞くコラムが毎週1回掲載されています。
その中で合宿について述べられていましたが、
その費用の額にびっくりしました。

小5・6生は10万以下、他は20万以下とか。

出来るだけリーズナブルな費用で成績をあげたいと
考えている私たちには想像を絶するような話です。

しかし受験の場自体は同じ土俵。
大手塾の生徒たちに対しても負けない方法を考えなければなりません。

攻略のポイントは、勉強は繰り返して身についていくものだということ。
短期間に詰めて成果が出るのは、チームスポーツの連係プレーなどです。
そのアスリートたちも毎日の厳しい練習をやってるからこそ
最後の合宿が意味を持ちます。

多くの生徒たちに最も必要なのは毎日の練習(=家庭学習)です。
これが基本。それが確立できれば、
大手塾の生徒たちに負けることは絶対ないのです。

もう一つの塾長ブログもどうぞ

 

 

期末試験終了

ようやく全中学校とも期末試験が終わりました。
やれやれですが、
結果はどうだったでしょうか?

で、期末試験が終わったら、
やることがありますよね。

はい、そうです。
それは、テストのやり直しですね。

試験と言うのは、自分が正解を書いたつもりでも、
バツされたり、原点されたりするものです。

また、完全に理解して覚えていたつもりが、
試験の場では、思い出せなかったり、
なんてこともあるでしょう。

返ってきた答案を見て、
自分がどんな間違いをしているのか
客観的に(違う自分になったつもりで)
見てみることが大切です。

実は、答案は、成績向上のためのヒントがたくさんつまった
あなただけの「宝箱」なんですね。

それをスル―してしまう人がなんと多いことでしょう。
もったいない話です。

成長できない人は、
「経験」から学びません。

せっかく貴重な経験をしているのです。
それを分析して次に生かすことを考えましょう。

反省となると、ついついダメな自分が意識されて
ネガティブになってしまいますが、
「ふりかえり」は、自分をポジティブにするためのスキルです。
活用することで、よりよい自分に高めていくことができます。

みんながポジティブに行動できるように
育アカの教室では、
特別の「ふりかえりシート」を用いて
自分の行動を、ふりかえり、
失敗を次へ生かすことを考えさせるようにしています。

「スマホ脳」の衝撃

 

 

西日本新聞に、九大の横田晋務准教授が、
「『スマホ脳』は、想像以上に深刻です」
との警告の記事を載せています。

横田先生は前任地の東北大学で2010年から実施された、
約7万人の小中学生のスマホやLINEなどの通信アプリの使用時間と
学力との関係を調べた結果を紹介しています。
その結果について、横田先生は、
「そこから見えた事実は想像以上で、
私たちもショックを受けました。」とおっしゃってます。

見やすいように、記事を基に根グラフを書きなおしてみました。

グラフは、横軸が1日にスマホをやる時間、
縦軸が、数学・算数の問題の正解率
折れ線の青が、1日2時間以上勉強する子、
緑は30分~2時間勉強する子
赤は、家庭学習が30分未満の子です。

まず言えることは、
家庭学習の時間にかかわらず、
スマホをやる時間が長ければ長いほど
成績が悪くなるということです。

また、家での勉強時間が長いほど成績が良いということも言えます。
この辺りは、予測ができることです。

ところが、
「通信アプリを平日4時間以上使用している子どもは、
家で2時間以上勉強しても、数学・算数の正解率が約50%、
一方、家の勉強時間が30分未満でも、
通信アプリを使っていない子供の正解率は約60%、
なんと勉強時間が長い子どもが、
あまり勉強していない子に負けているのです。
ほかの教科でも同様の結果でした。」

スマホは便利な機械ですが、
子どもたちへの与え方には充分な注意が必要
ということでしょう。

頭がいいのに、上級生になるほど成績が落ちるのはなぜか

 

中学生のK君が、「塾長この本知ってますか、家にあったから」と持ってきた。
岩波ジュニア新書。筆者は東大の教育学者、市川伸一先生
最初のコラムが、面白そうだったので、一日借りて読んでみました。
そのコラムの内容が以下です。

頭がいいのに、上級生になるほど成績が落ちるのはなぜか。

そんな例として、小学校のときに非常に成績がよかった友人のY君が、
中学以降成績が伸びなかった理由として、市川さんは次のように推察しています。

「Y君は、非常に頭のいい人だったと思う」が、
「このような機転のきく生徒は、
小学校ではあまり苦労しなくても勉強が出来るものである。

つまり、小学校のうちは、頭が良ければ、
頭だけで考えて解ける問題がほとんどなのである。
ところが、中学校、高校と進むにつれて、そうはいかなくなる。」

「難しい問題に出会ったとき、
自分の力で試行錯誤しながらといてみるというよりは、
教師の説明するきれいな解き方を写して
納得しているだけのように見えた。

「要するに、マメに手を動かしながら考えるということができなかった(しなかった)のだ。
これでは、いずれ限界が来てしまう。
勉強と言うものは、『知能』だけでもないし、
『努力』だけでもない。

学習や思考のスキル的なものが大きいことを、あらためて感じてしまう。

本を貸してくれたK君も、頭がいい生徒なので、
Y君にならないように気をつける必要があります。

塾生たち全員に、
「マメに手を動かしながら考える」勉強法
(= 真のアクティブラーニング)
しっかり身につけて欲しいと思っています。

期末対策勉強

福岡市東区近辺の中学校では、もうすぐ期末試験
早いところは、13日から期末試験です。
今月はじめから育アカの各教室では試験対策勉強が始まっています。

育アカも、昔、集団の授業をやっていた頃は、
学校ごとに試験範囲が少しずつ違うので、
ぴったりの試験対策をすることが出来ませんでした。
そのためメインの中学校以外の塾生の中には、
塾を休んで家で勉強する、といった人もいました。

今では、中学校ごとの試験対策をやるのが育アカの特徴となり、
塾生たちは、授業のない日も塾で勉強するようになりました。
やる気を伸ばすのが私たちの使命です。

でも、学校は、生徒の勉強のことは
あまり考えていないみたいです。

育アカの教室では、昨日と今日、休日返上の試験勉強会を行っていますが、
直前になって、とある中学校の塾生達が、
部活で試合があるので、塾の勉強会に出られませんと言ってきました。

水曜日から期末試験だというのに、、、。

彼等のスケジュールを見ますと、
昨日の土曜日には、午前中は土曜授業で、昼からは部活。
今日の日曜日は、部活の試合、
月曜日は、学校あげてのイベントがあり、
火曜日・水曜日は、さすがに部活はなくて、
木曜日・金曜と試験。

期末試験の勉強はいつできるのでしょうか。
これで、いい点が取れたら天才でしょう。

教師は、何を考えているのか、
一生懸命、生徒たちが勉強できない環境を作っているの?
と言いたくなります。

確かに部活で得るところは多いと思いますが、
学生の本分は勉学。

部活を続けて将来プロとして生きていける人は
ほとんどいないことも知っておくべきでしょう。

こんな愚痴を言ってもしかたがありません。
ともかく、
育アカは塾生たちのやる気を伸ばすために
最大限がんばっていきます。

明日のために、今を大切に。