東大は英語の民間試験使わないって

東大は英語の民間試験使わないって
ウェイト弱まる英語の民間試験

大学入試で、これまで実施されてきたセンター試験を廃止して、
新しい制度
になるという動き、
高校入試や小中学校の授業にも大きく影響する問題です
から、
実際のところ、どうなるのか、いろいろ案じてきましたが、
少し見え
てきました。

順を追ってこの間の動きを並べると、
①文科省が英語は民間試験を使う意向を表明。
→いつどこで決まったの反発の声

ここから大学側の反応
②国立大学協会が、配点の割合を1割弱にすると発表
現在の200点満点の例でいえば、20点を民間試験の配点にし、
合計220満点とするとか。

さらに、
③東大が英語の民間試験は使わないと表明

去年塾の日シンポジウムの記念講演をお願いした、
東大医学部の宮園教授は、気さくな方で
打ち合わせのときに、
こちらの要望をほとんど全部受け入れてくれましたが、
入試改革の内容は、まだお話しできませんと話されていました。

いろいろ差支えがあるのだろうとは思いましたが、
こういうこともあったかと、今、合点がいきました。

仮に民間試験が英検だったとして、
費用を計算してみますと、
準2級5,200円
2級5,800円
準1級6,900円
1級8,400円
合計26,300円かかります。

他にそれぞれの対策教材費が必要ですよね。
一番簡便な旺文社の対策問題集CD付を
揃えたとして全部で6,750円

全級を一発合格しても、必要経費が最低33,050円
(交通費ふくまず)

不合格になったら1点を競う入学試験で20点は大きいので、
もう一度受けて合格しようと思うでしょうね。
結局、5万ぐらい必要でしょう。

これでは、万人に開かれた門であるべき
国公立大学の入試として適切とは言えないと思いますね。

さらに問題なのは、
他の教科の勉強もしないといけません。
それだけ英検対策に時間をかけられないでしょうに。

だから、小中学校のうちに、
きちんと基礎学力をつけておくべきなのです。

こちらもよろしく
意味が分かれば、入試問題も面白い

 

今年の入試は、ヤスムズ

昨日は、福岡県の県立高校の入試 
ちょっと寒かったですが、良い天気で入試日和でした。
午前中に、生徒たちが充分に自分の力を発揮してくれるように
近所の香椎宮にお参りしてきました。

香椎宮は近年、正月は長蛇の列の大賑わいで、
気の短い私なんぞは、とても本殿に行きつくまで
待っておれませんでしたが 、
こんな日は、参拝客は数名。
他に、咲き始めた梅の写真を撮っている人、
近所の散歩の人ぐらいで、
神様も、暇そうでネライ時です。

福岡県の入試は、入試改革ということで
今年から、全教科とも試験時間が5分延長され、
リスニングの配点も増えましたので、
どれぐらい難しくなるか心配していました。

しかし問題を見てみると、
難易度はそう変わっていません。
では安心か、というと、そうともいえないんですね。

テレビにもよく出てくる変わった絵描きの蛭子さんっているでしょ。
あの人の絵が、一見下手そうで、味わいがある
いわゆる「ヘタウマ」と評されています。

その手の表現を借りると、今年の入試問題は
「ヤスムズ」
一見やさしそうだけど、点が取れない。

なぜ点がとれないかと言いますと、
問題をよく読んで、内容を理解する読解力と
解き方や理由を説明する論理力・表現力が
必要とされるからです。

そんなわけで、ボーダーは各校とも下がる、
というのが私のヨミです。

詳しい分析は、これからじっくりやりますが、
読解力・思考力・判断力の養成が
より重要になってきたということは確かでしょう。

このような力は、一朝一夕にはつきません。
やはり、「ローマは一日でならず」
時間をかけて培っていくしかないと思います。

受験生諸君、お疲れ様でした。
大学受験と違って高校受験には来年はないのですから、
自己採点ややり直しをする必要はありません。
(どうしてもやりたい人は、やっても構いませんが)

記号問題なら点数を確定出ますが、
説明の記述は、自分で正解を書いたつもりでも、
どこで減点されるかわかりませんから、
ハッキリした得点を出すことは不可能なんです。
そんなんで一喜一憂しても始まらんでしょう。

結果は天に任せて、
合格発表までは、今までできなかったことをやる。

結果が出たら、
勝っても有頂天にならず、
(これが人生のゴールではない。)
負けても、落ち込まず、
(これで自分の価値が決まったわけではない。)
新たな目標と決意で、高校の宿題と予習をやる。

常に前向きであれ!
がんばれ!

シンプルだけど難しい

授業ではわかったつもりだったけど、
試験では出来なかった。
こんな経験、だれでもありますよね。

自分で解けるようになってはじめて
「実力」がついたといえるのですが、
集団塾でも個別指導でも、
教え っぱなしの状態になっていることは少なくないのですね。

塾に行ってるのに成績が上がらないということの原因の一つは、
お子さんが 自分の力で練習る時間が少ないからだと思います。

力をつけるためには、子どもの今の実力に見合ったレベルの問題で
たくさん 練習させることが必要です。
ところが問題を解いていると、生徒は「あれっ」と障害 にぶつかり手が止まります。
家で勉強が進まないのは、そこで止まってしまうからです。

そんな時は、問題の読み違いや、途中の計算の 間違いなど、
ポイントなる点を指摘してあげれば、
生徒は自分の力で解答 まで行きつくことが出来ます。

このとき感じる達成感が、それからの勉強へ の意欲につながっていきますので、
とても大事なのです。
すぐ答えを教えて しまったら力にはなりませんが、
そんな指導が多くの個別指導塾では行われ ています。

育アカの教室を見学していただければ、
生徒たちが黙々と問題に取り組んでいる姿 を目撃されることでしょう。
ときおり手を上げ、壁にぶつかったところを教師に質問し ています。

自分で解けるようになるから勉強が続く。
続くから成績が上がる 。
といったいう好循環をつくっていくことが私たちの仕事だと考えています。

伸ばすというのは、実はとてもシンプルなことです。
子ども自身が、「やれる!」と思う状況をつくることです。